☆教育協働とは?!
これからの教育界に求められるのは、何よりも「教育」を、時間的にも空間的にも、そしてまた、(人間・組織)関係的にも、「トータルな視点でみる」ということである。何故なら、すべての「学習」は、生涯に亘って、生活のあらゆる場面において、有機的・構造的なつながりを有しているからである。「教育」が、有用な知識や情報あるいは体験の場の提供によって、個々人の経験あるいは個性の絶えざる再構成を目指すものであるのならば、それに資する学習の場やその各々のつながりを、どのように有効に創り出していくかが問われるのは、ある意味自明である。実は、これが、「生涯教育(学習)」の本来の目的であり、そして、それがまた、そこにおける鍵概念である「タテの統合・ヨコの統合」を求めるということである。 単純に言えば、「いつでも、どこでも、だれでも学べる」ことが重要であるということであるが、「教育協働」とは、こうした視点に立ち、そのために必要なしくみやプログラムづくりを目指す人々の連携・協力のことを指す。従来の「学社連携・融合」、そして、新たに提唱されている「地域学校協働活動」のことと考えてもよいが、要は、いかに現状を打破していけるかということである。ちなみに、もうひとつの「まちづくり協働」との連動は、必要不可欠である。
 連載
 教育協働への道
 現在も執筆を続けている、「教育協働への道」の論稿です。引き続きご笑覧下さい。
  ☆特別論考☆
      下の論考は、以前組織していた「教育協働研究会」の前身である「おきなわ自由大学」の設立時(2008年)に書いたものです。現在の「教育協働研究所~岳陽舎~」(「教育協働研究会」、「イノベーションNEXT」を含む。)が、何故、どのように生まれてきたのかが、ある意味分かるのではないでしょうか?!
是非、ご一読下さい
 〈特別論考〉「おきなわ自由大学に寄せて」(PDFファイル)